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家電は簡単に処分できる?家電の処分方法と費用について紹介!
2021.07.12
家電は消耗品です。
必然と新しいものに交換しなければならない時がきます。
そんなとき古い家電はどうしていますか?
できればお金をかけずに処分したい!と思いますよね。
家電を処分する際に費用はどのくらいかかるのでしょうか?
また、家電を処分する際、家具とは違い、家電リサイクル法という法律で決まっていることがあるんです。
家電リサイクル法をしっかりと理解しておかなければ家電を処分することができません。
では、今回は家電の処分方法や費用、家電リサイクル法について紹介していきます。
家電リサイクル法って知ってる?
そもそも家電リサイクル法という法律知っていますか?
法律と聞くと難しいイメージがあるかもしれません。
しかし、家電を処分する上でどうしても覚えておいて欲しい法律です。
では、家電リサイクル法について紹介していきます。
家電リサイクル法って?
家電リサイクル法は「特定家庭用機器再商品化法」という正式名称があります。
家庭や事務所から出た家電(エアコンやテレビ、冷蔵庫、冷凍庫、洗濯機、衣類乾燥機など)の特定家庭用機器廃棄物から、まだ使うことができる部品や材料などをリサイクルして、廃棄物を減らすのはもちろん、資源の有効利用を推進するための法律です。
難しそう!と思うかもしれませんが、簡単に説明すると環境に配慮し、リサイクルできる家電はリサイクルしましょう!という法律になります。
家電リサイクル法が対象の家電
家電リサイクル法に対象になっている家電は下記の通りです。
・テレビ
・冷蔵庫や冷凍庫
・エアコン
・洗濯機や衣類乾燥機
この4つの家電においては家電リサイクル法が適用されます。
なので、処分する際にはリサイクル料金が発生したり、収集運搬料金が発生してきます。
上記の4つ以外の家電であれば粗大ごみで処分でき、粗大ごみ手数料だけで処分可能です。
収集運搬料金について
家電を処分する際に収集運搬料金が発生してきます。
家電リサイクル法に該当している家電は大きいサイズのものがほとんどです。
なので、それを運搬するとなると一苦労ですよね。
収集運搬料金はお店によって、住んでいる場所によって変わってきます。
大体2000円~3000円くらいかな?と思っておくといいでしょう。
リサイクル料金について
家電リサイクル法に該当してくる家電を処分する際には、リサイクル料金が発生してきます。
リサイクル料金はリサイクル工場まで運搬していったり、家電を処理するために必要な費用のことです。
リサイクル料金はメーカーによって全く違ってきます。
あくまで一例ですが、下記にリサイクル料金を掲載しておきます。
種類 | 料金 | |
---|---|---|
テレビ | ブラウン管(15型以下) | 1,296円〜 |
ブラウン管(16型以上) | 2,376円〜 | |
液晶・プラズマ(15型以下) | 1,836円〜 | |
液晶・プラズマ(16型以上) | 2,916円〜 | |
冷蔵庫・冷凍庫 | 170L以下 | 3,672円〜 |
冷蔵庫・冷凍庫 | 170L以上 | 4,644円〜 |
エアコン | 972円〜 | |
洗濯機・衣類乾燥機 | 2,484円〜 |
平成31年4月1日には料金が改正されています。
上記の料金はあくまで目安です。
メーカーによって、お店によって料金が違ってくるのでしっかりと確認しましょう。
家電の処分方法を紹介!
家電リサイクル法について紹介してきました。
その家電リサイクル法を踏まえた上で家電を処分していきましょう。
では、家電の処分方法について紹介していきます。
家電を購入するときに同時に引き取りしてもらう
家電量販店で多いのは家電を購入した時に古い家電を引き取りしてくれるサービスです。
古い家電から新しい家電に買い替えるので古い家電は必要ありませんよね。
家電量販店が引き取りしてくれるので自分たちで引き取りしてくれる業者を探さなくて済みます。
しかし、家電量販店に引き取りしてもらう場合であってもリサイクル料金と収集運搬料金が発生してきます。
リサイクル料金はメーカーによって違いますが、収集運搬料金は各家電量販店によって違ってきます。
なので、引き取りしてもらう前に
- どのくらいの費用がかかるのか?
- 新しい家電と引き換えに引き取りしてくれるのか?
を確認してから依頼するようにしましょう。
家電を購入したお店で引き取りしてもらう
上記の方法は新しい家電を購入した際に古い家電を引き取りしてもらうというものでした。
こちらの2つ目の方法は新しい家電を購入するのではなく、古い家電を購入したお店でその購入した商品を引き取りしてもらうという方法です。
家電リサイクル法に該当している家電を販売している家電量販店では必ず引き取りしてくれます。
引き取り方法は各家電量販店によって違うのでしっかりと確認しましょう。
そして、リサイクル料金と収集運搬料金が発生してきます。
リサイクル料金はメーカーで決まっていますが、収集運搬料金は家電量販店によって違うのでそちらも確認するようにしましょう。
買取業者に買取してもらう
リサイクル料金や収集運搬料金はかなりの負担ですよね。
できればお金をかけずに処分したい!というのが本心でしょう。
そんな時におすすめなのが買取業者に買取してもらう方法です。
人気のある家電や綺麗な状態の家電であれば高価買取も期待できます。
しかし、買取してもらうには下記の条件に満たしている必要があります。
- 製造年式が3年~5年以内であること
- 人気のあるメーカーなのか?
- 目立った汚れや傷がなく、綺麗な状態であるか?
- 正常に動くかどうか?
これらの条件を確認しましょう。
正常に動作しており、製造年式が3年~5年以内、人気のあるメーカーなのに状態が汚ければ高価買取は期待できません。
なので、買取してもらう前になるべく掃除して綺麗にしておくといいでしょう。
指定取引場所に自分で持っていく
家電量販店や業者に依頼すると収集運搬料金が発生してしまいます。
少しでも必要を抑えたいですよね。
そういう人におすすめなのが収集運搬料金が発生しない、指定取引場所に持っていくほうほうがあります。
近くに家電量販店がない場合でもおすすめの方法です。
ネットで「大型家電 指定取引場所」と検索すると全国の指定取引場所が検索できます。
なので、それで調べて自分の住んでいるところに一番近いところに持って行きましょう。
しかし、大型家電はとても重く、一人で持っていくのは難しい場合もあります。
安全にはしっかりと注意して持っていくようにしましょう。
不用品回収業者に委託する
不用品回収業者に依頼するという方法もあります。
家電量販店が近くにない場合はおすすめの方法です。
不用品回収なので、家電以外でももちろん問題ありません。
家電を回収してもらう時に違うものも回収してもらって費用を抑えるというのもありですよね。
費用は不用品回収業者によって違ってきます。
回収する際には人件費や改修費、運搬費用がかかってくるので、不用品回収業者に依頼するとどうしても費用が高くなってしまうこともあります。
不用品回収業者によっては定額プランを用意していたり、家電ごとに回収料金を設定している家電ところもあるので、まずはお問い合わせしてきいてみるといいでしょう。
早く回収してほしい!という場合でも即日対応してくれる不用品回収業者もあるので探してみてください。
ネットオークションやフリマアプリで出品する
今やネットオークションやフリマアプリで出品する人が増えてきました。
ネットオークションやフリマアプリでは自分の希望価格で出品することができるので、いいお小遣いにもなりますよね。
大型家電であっても梱包をお任せして発送できるサービスもあるのでかなり楽に出品、発送ができます。
大手ネットオークションやフリマアプリはどうしても手数料がかかってしまうので注意が必要ですが、場合によって直接取引ができるアプリもあるのでそちらであれば手数料もかからず、発送しなくても取りに来てくれるのでとても便利です。
しかし、買い手が見つからない場合、大型家電を処分することができません。
なので、余裕をもって出品したり、価格を少し低めにしたりして出品してみるといいでしょう。
家電を処分する際の注意点
上記で紹介した「不用品回収業者に依頼して回収してもらう」ですが、こちらは注意が必要です。
不用品回収業者によっては許可を得ずに不用品を回収している場合があります。
不用品回収を行うためには各市区町村の自治体の「一般廃棄物処理業」が必要になってきます。
もし、「一般廃棄物処理業」の許可がない不用品回収業者に回収をお願いしてしまった場合、不法投棄が行われることがあります。
家電が不法投棄されてしまうと不法投棄した不用品回収業者が悪いのではなく、依頼した側が悪いことになってしまい、罪に問われてしまうので不用品回収業者に依頼する前にその不用品回収業者は許可を取っているのか?を確認するようにしましょう。
許可がない不用品回収業者に依頼した場合
許可がない不用品回収業者に依頼してしまった場合、様々な問題が発生します。
- 不法投棄
- 不適正な処理
- 不適切な管理
このような問題が発生してきます。
不法投棄は罪になります。
また、不適正な管理、処理をしていると火災に繋がってしまったり、環境汚染にもなります。
なので、不用品回収業者に依頼する場合は許可があるかないかはとても大切なことなのです。
許可があるかないかの見分け方
不用品回収業者が許可を取得しているのか?を見分ける方法ですが、
- 街中を大音量で巡回している
- 空地で回収している
- チラシで宣伝している
このような場合は無許可なことが多いです。
もし不用品回収業者に依頼する際は許可があるか?を聞いたり、インターネットに掲載している番号などを確認したり、許可証を見せてもらったりしましょう。
まとめ
今回は家電の処分方法や費用、家電リサイクル法について紹介してきました。
家電を処分する際、家電リサイクル法をしっかりと覚えておき、どのくらいの費用が発生するのか?を確認する必要があります。
我が社では家電買取を行っております。
家電買取の場合はリサイクル料金や運搬料金が発生しないのでおすすめです。
まずはご相談ください。
ぜひ参考にしてみてください。