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カメラ買取で査定額UP!高く売る人が必ずやっている5つの対策
2025.11.28
・古いカメラの買取価格はどれくらい?
・少しでも高い値段でカメラを売却する方法は?高価買取してほしい!
・信頼できる買取業者はどこがいいのかわからない
こんな悩みにお答えします。
大切に使ってきたカメラを売却するなら、少しでも高い価格で買い取ってほしいものですよね。
しかし、どこでどのように売れば高値がつくのか、その方法や注意点がわからず、結局安い買取金額で手放してしまった経験がある人もいるかもしれません。
実は、カメラの買取は、ちょっとした準備と比較で査定額が大きくアップする可能性があります。
そこで、この記事で以下の内容をお伝えします。
・最近のカメラの買取相場の傾向
・カメラの査定額を上げるために実践すべき5つの対策
・カメラを買取してもらうときの注意点
・失敗しないカメラ買取業者の選び方5つのポイント
・【店頭・宅配・出張】自分に合った買取方法の選び方
・【4ステップ】カメラを買取に出すときの基本的な流れ
・カメラ・レンズの買取でよくある質問
この記事を読めば、高価買取を実現するための具体的な方法がわかります。
カメラを高く買取してもらうコツを把握し、満足のいく売却を目指しましょう。
まずは確認!カメラの買取相場はどれくらい?
カメラの買取相場は、以下の要素によって常に変動しています。
・メーカー
・機種
・カメラの状態
・市場の需要
たとえば、ニコンやキヤノン、ソニーといった人気メーカーのデジタル一眼レフカメラは、中古市場でも高い需要があり、高値で取引される傾向があります。
特に比較的新しいモデルや、プロ仕様のハイエンド機は、状態が良ければ5万円以上の値段がつくことも珍しくありません。
一方で、古いデジタルカメラやコンパクトカメラは価格がつきにくい場合もありますが、ライカのようなブランドのフィルムカメラや、アンティーク、クラシックと呼ばれる機種は、希少価値から高額になることもあります。
まずは自身のカメラがいくらで売れるのか、買取業者のウェブサイトなどで公開されている買取価格表を参考に、おおよその市場価格を把握することが大切です。
カメラの査定額を上げるために実践すべき5つの対策
カメラの査定額は、買取に出す前の少しの工夫で上乗せが期待できます。
新品同様の状態が最も高く評価されるのは当然ですが、中古品であっても、所有者ができる限りの準備をすることで、最終的な買取金額に良い影響を与えます。
査定金額を少しでもアップさせるために、ぜひ実践してほしい5つの具体的な対策を紹介します。
・①購入時の付属品はすべて揃えて査定に出す
・②本体やレンズの汚れ・ホコリを綺麗に清掃する
・③不要になった三脚やバッテリーもまとめて売却する
・④複数の買取業者に見積もりを依頼して比較する
・⑤できるだけ早く売ることが高価買取につながる
市場のトレンドも価格に影響しますが、まずは誰でも簡単に実践できる対策から始めてみましょう。
①購入時の付属品はすべて揃えて査定に出す
カメラを購入した際に同梱されていた付属品は、できる限りすべて揃えて査定に出しましょう。
具体的には、下記のようなアイテムが挙げられます。
・元箱(外箱)
・取扱説明書
・保証書
・バッテリー
・充電器
・ケーブル類
・ストラップ
・レンズキットに付属していたレンズキャップやフード
これらの付属品が揃っていると、次に購入する人が新品に近い状態で手に入れられるため、査定時の評価が高くなります。特に、外箱や専用ケースは査定額に影響しやすいポイントです。
また、保証期間が過ぎていても、国内正規品であることを証明する保証書は重要です。もし紛失してしまったものがあっても買取は可能ですが、完備している状態が最も高く評価されます。
②本体やレンズの汚れ・ホコリを綺麗に清掃する
カメラの見た目の状態は査定額を左右する重要な要素です。
査定員に「大切に使われてきたカメラだ」という良い印象を与えるためにも自分でできる範囲で清掃しておきましょう。
まずは、カメラボディについた指紋や皮脂汚れは専用のクリーニングクロスで優しく拭き取ります。レンズの表面やファインダーのホコリはブロワーで吹き飛ばすのが基本です。
また、レンズに付着した汚れは専用のクリーニング液とペーパーを使って慎重に取り除いてください。ただし無理な清掃は新たなキズの原因になりかねないため注意が必要です。
少しの手間をかけるだけでもカメラの状態が良く見え、査定する側の気持ちにも良い影響を与えられるでしょう。
③不要になった三脚やバッテリーもまとめて売却する
カメラ本体だけでなく、使わなくなった関連アクセサリーも一緒に売却すれば、査定額がアップする可能性があります。
たとえば、以下のようなカメラと一緒に使っていた品物があれば、まとめて査定に出すことをおすすめします。
・交換レンズ
・三脚
・ストロボ(フラッシュ)
・予備のバッテリー
・カメラバッグ
・フィルター類
これらのアクセサリー類は、単品では値段がつきにくいものでも、カメラとセットにすることで価値が生まれることがあります。
業者によっては、複数の品物をまとめて買い取ることで、全体の査定額にプラスアルファの金額を上乗せしてくれる場合も。
不要になった機材をリサイクルする感覚で整理すれば、部屋も片付き、思わぬ高値がつくかもしれません。
④できるだけ早く売ることが高価買取につながる
デジタルカメラは技術の進歩が速く、新しいモデルが次々と市場に登場します。そのため、カメラは基本的に時間の経過とともに価値が下がっていく製品です。
「もう使わないな」と感じたら、できるだけ早く売却を決断することが高価買取の重要なポイントです。
特に、発売から日が浅い新品に近いモデルほど、中古市場での需要も高く、高値がつきやすくなります。
また、長期間使わずに保管していると、湿気が原因でレンズにカビが発生したり、バッテリーが劣化したりと、カメラの状態が悪化してしまうリスクも。
カメラの価値が下がりきる前に、スピーディーに行動することが、結果的に高い査定額につながります。
⑤複数の買取業者に見積もりを依頼して比較する
カメラを少しでも高く売るために、最も効果的な方法が複数の業者から見積もりを取る『相見積もり』です。
なぜなら、買取業者によって査定の基準や在庫状況、得意なメーカーや機種が異なるため、同じカメラでも提示される金額に差が出ることが一般的だからです。
最低でも2社〜3社に見積もりを依頼し、それぞれの査定額を比較検討しましょう。
最近では、多くの業者がWebサイトやLINEを通じて、写真を送るだけでおおよその査定額を教えてくれる事前査定サービスを提供しています。
手間をかけずに複数の見積もりを手に入れ、最も高い価格を提示してくれた業者を選べば、安く買い叩かれるリスクを避けることができます。
カメラを買取してもらうときの注意点
カメラを売却する際には、査定額を上げること以外にも、いくつか注意すべき点があります。
特に、個人情報の取り扱いに関しては、後のトラブルを防ぐために細心の注意が必要です。
なぜなら、カメラ本体や記録メディアには、意図せず多くの個人情報が残っている可能性があるからです。
安心して買取サービスを利用するために、これから説明するポイントを査定に出す前に必ず確認してください。これらの事前確認を怠ると、大切なデータが外部に流出してしまう危険性も考えられます。
メモリーカードの抜き忘れ
カメラを売却する際に、最も基本的で重要な注意点がメモリーカードの抜き忘れ。
撮影した写真や動画には、下記のように多くの個人情報が含まれています。
・人物の顔
・撮影場所
・位置情報(GPS)
メモリーカードをカメラ本体に入れたまま手放してしまうと、これらのプライベートな情報が第三者の手に渡ってしまうリスクが生じます。
買取業者の多くは査定時に気づいてくれますが、万が一の事態を避けるためにも、自分で責任を持って確認することが不可欠です。
カメラを梱包する前や店舗に持ち込む直前に、必ずメモリーカードスロットを開け、カードが確実に抜かれているかを再確認しましょう。
本体データの削除忘れ
メモリーカードを抜くだけでなく、カメラ本体に残っているデータの削除も忘れてはいけません。
一部のカメラには内蔵メモリが搭載されており、写真や動画を本体に直接保存できる機種があります。
また、Wi-Fiの接続設定やGPSの移動ログ、著作権情報として登録した自分の名前なども、本体に記録されている個人情報です。
これらの情報を完全に消去するために、カメラを売却する前には必ず「設定のリセット」や「初期化」といった操作を行いましょう。
操作方法は機種によって異なるため、取扱説明書を確認するか、メーカーの公式サイトで手順を調べてから実行してください。
失敗しないカメラ買取業者の選び方5つのポイント
カメラの買取業者は数多く存在し、カメラのキタムラのような専門店から、ハードオフのような総合リユースショップまで多岐にわたります。
どこに売るかによって買取価格が大きく変わることもあるため、業者選びは非常に重要です。
人気ランキングやおすすめ情報を参考にするのも一つの方法ですが、最終的には自分で納得できる業者を見つける必要があります。
ここでは、安心して高価買取を任せられる、信頼できる買取店や専門業者を見極めるための5つのポイントを解説します。
・①カメラの専門知識が豊富な査定員が在籍しているか
・②査定料や送料などの手数料が無料か確認する
・③売りたいカメラの買取実績が豊富にあるか
・④口コミや評判をチェックして信頼できる業者か見極める
・⑤査定額の根拠をきちんと説明できるか
後悔しないカメラ買取を実現するために、それぞれ事前にチェックしておきましょう。
①カメラの専門知識が豊富な査定員が在籍しているか
カメラの価値を正しく判断してもらうためには、査定員の専門知識が欠かせません。
というのも、カメラやレンズはメーカー・モデル名だけでなく、以下のような要素によっても価値が大きく変動するからっです。
・製造された年代
・仕様の違い
・市場での人気度
・細かなコンディション
専門知識が豊富な査定員であれば、希少な限定モデルやヴィンテージレンズの価値も見逃さず、適正な価格を提示してくれるでしょう。
一方で、カメラを専門としないリサイクルショップなどでは、マニュアルに基づいた画一的な査定しか行われず、本来の価値よりも低く評価されてしまう可能性も。
公式サイトなどで、専門の査定員がいることを明記している業者を選ぶのが安心です。
②査定料や送料などの手数料が無料か確認する
買取サービスを利用するときは、査定額だけでなく、手数料の有無も必ず確認しましょう。
多くの優良な買取業者は、下記のような費用をを無料としています。
・査定料
・送料
・出張料
・振込手数料
しかし、業者によっては、査定額から手数料を差し引いたり、買取をキャンセルした場合の返送料を自己負担としたりする場合があります。
せっかく高い査定額が提示されても、手数料で差し引かれてしまっては、最終的に手元に残る金額が少なくなってしまいます。
申し込みをする前に、公式サイトの案内や利用規約をよく読み、どこまでのサービスが無料なのかをはっきりと把握しておきましょう。
③売りたいカメラの買取実績が豊富にあるか
その業者がどれくらいの買取実績を持っているかは、信頼性を測るうえでの重要な指標です。
公式サイトに、これまで買い取ったカメラの機種名や状態、実際の買取価格が具体的に掲載されているかを確認しましょう。
なぜなら、多くの買取実績があるということは、それだけ多くの利用者から選ばれている証であり、豊富なデータに基づいた正確な査定が期待できるからです。
特に、自分が売りたいと思っているカメラと同じメーカーやモデルの買取実績が多ければ、その分野の査定に強く、高価買取につながる可能性が高いと考えられます。
また、豊富な販売ルートを持つ業者ほど、在庫を抱えるリスクが低いため、強気な価格を提示しやすい傾向があります。
④口コミや評判をチェックして信頼できる業者か見極める
実際にその買取業者を利用した人の声は、信頼できる業者かどうかを見極めるための貴重な情報源です。
GoogleマップのレビューやX(旧Twitter)などのSNS、買取比較サイトなどで、利用者の口コミや評判を調べてみましょう。
その際、査定額の満足度だけでなく、下記のようなサービス全体の質に関するコメントにも注目しましょう。
・「スタッフの対応は丁寧だったか」
・「査定のスピードは速かったか」
・「入金はスムーズに行われたか」
良い口コミだけでなく、悪い口コミの内容も確認し、自分にとって許容できる範囲の問題かどうかを判断することが大切です。
総合的に評価の高い業者を選ぶことで、安心して取引を進められます。
⑤査定額の根拠をきちんと説明できるか
信頼できる買取業者は、提示した査定額について、その根拠を明確に説明してくれます。
「なぜこの金額になったのか?」を尋ねた際に、「このレンズは人気が高いためプラス査定です」「ボディのこの部分に目立つキズがあるため、マイナス査定となりました」というように、具体的に回答できる業者は信頼性が高いと判断できます。
反対に、質問に対して曖昧な答えしか返ってこなかったり、説明を面倒くさがったりするような業者は、不当に安い価格を提示している可能性も考えられます。
カメラの査定額に疑問を感じたら、遠慮せずに理由を尋ね、納得のいく説明が得られるかどうかを確認しましょう。
【店頭・宅配・出張】自分に合った買取方法を選ぼう!
カメラの買取方法は、主にの3つの選択肢があります。
・「店頭買取」
・「宅配買取」
・「出張買取」
それぞれの方法には異なるメリット・デメリットがあるため、自分のライフスタイルや売りたい機材の量、住んでいる地域などを考慮して、最適な方法を選びましょう。
最近では、どの方法もWebサイトや電話から簡単に利用申し込みができるようになっています。
まずはそれぞれの特徴を理解し、どの方法が自分にとって一番便利で利用しやすいかを考えてみましょう。
その場で現金化!『店頭買取』のメリットとデメリット
店頭買取の最大のメリットは、その場で査定から現金化までが完了するスピード感です。
売りたいカメラを直接店舗へ持ち込み、提示された査定額に納得すれば、すぐに現金を受け取れるからです。
また、査定員と対面でやり取りできるため、査定内容についてくわしく質問したり、価格交渉をしたりしやすい点も魅力です。
デメリットとしては、店舗まで自分で品物を運ぶ手間がかかることや、近くに店舗がなければ利用しにくい点が挙げられます。東京や大阪などの都市部には多くの店舗がありますが、地方では選択肢が限られることも。
急いで現金が必要な人や、対面での安心した取引を希望する人におすすめの方法です。
自宅で完結!『宅配買取』のメリットとデメリット
宅配買取は、自宅にいながら買取のすべての手続きが完了する、利便性が高い方法です。
Webサイトから申し込むと送られてくる宅配キットにカメラを詰め、配送業者に集荷を依頼すれば、あとは査定結果の連絡を待つだけ。
全国どこからでも利用できるため、近くに買取店舗がない人や、日中忙しくて店舗に行く時間がない人に最適です。
デメリットとしては、カメラを送ってから査定、入金までに数日程度の時間がかかること。また、配送中の破損リスクを避けるため、自分で丁寧に梱包する必要があります。
手軽さを重視する人にとっては、最もラクな買取方法と言えるでしょう。
大量の機材も楽に売れる!『出張買取』のメリットとデメリット
出張買取は、買取業者の査定員が直接自宅まで訪問し、その場で査定買取を行ってくれるサービスです。
最大のメリットは、重いカメラや大量のレンズ、三脚などを自分で運ぶ手間が一切かからない点にあります。
複数の機材をまとめて売りたい場合や、大型で持ち運びが困難なものを売るときに非常に便利です。査定額に納得すれば、その場で現金支払いをしてくれる業者も多くあります。
デメリットは、業者によって出張買取の対応エリアが限られている場合があること。また、自宅に他人を招き入れることに抵抗がある人には向いていないかもしれません。
手軽さを重視する人や、売りたい機材が多い人におすすめの方法です。
【4ステップ】カメラを買取に出すときの基本的な流れ
初めてカメラの買取サービスを利用する人でも、手続きは意外と簡単で、戸惑うことはほとんどありません。
買取方法(店頭・宅配・出張)によって多少の違いはありますが、申し込みから代金受け取りまでの基本的な流れは共通しています。
多くの業者は年中無休で査定受付を行っており、年末年始などの一部期間を除けば、いつでも自分の都合の良いタイミングで申し込めます。
ここでは、一般的な買取の流れを4つのステップに分けて解説します。
・【STEP1】Webや電話で無料査定を申し込む
・【STEP2】専門スタッフによるカメラの査定
・【STEP3】査定額に納得できれば契約成立
・【STEP4】その場で現金または振込で代金を受け取る
これらの流れをあらかじめ把握しておけば、よりスムーズに取引を進められるでしょう。
【STEP1】Webや電話で無料査定を申し込む
まず初めに、売りたいカメラの査定を依頼します。
多くの業者が公式サイトに専用の申し込みフォームを用意しており、Webから24時間いつでも申し込むことが可能です。電話での受付に対応している業者もあります。
最近では、スマートフォンのカメラで撮影した写真を送るだけで査定してくれる、手軽なメール査定やLINE査定も人気です。
この際、以下のように売りたいカメラの情報をできるだけ細かく伝えることで、より正確な査定額を把握できます。
・メーカー名
・機種名
・型番
・付属品の有無
・カメラのコンディション
この段階で複数の業者に連絡し、金額を比較するのがおすすめです。
【STEP2】専門スタッフによるカメラの査定
事前査定額に納得できたら、次にカメラの実物を専門スタッフに査定してもらいます。
これを「本査定」と呼びます。店頭買取の場合はその場で、宅配買取の場合は品物を業者に送った後に行われます。
カメラ専門の査定員が、下記のような視点で細かくチェックします。
・カメラ本体やレンズの外観にキズや汚れがないか
・レンズ内部にカビやクモリが発生していないか
・シャッターや各ボタンなどの動作に問題がないか
また、付属品がすべて揃っているかも査定額を左右する重要なポイントです。
この本査定の結果、事前査定額から金額が変動することもあります。
【STEP3】査定額に納得できれば契約成立
本査定が完了すると、業者から最終的な買取金額が提示されます。
提示された金額とその内訳(プラス査定の点、マイナス査定の点)について説明を受け、その内容に納得できれば売買契約が成立します。
もし、希望していた金額と大きく異なっていたり、査定内容に納得できなかったりした場合は、売却をキャンセルすることも可能です。
ただし、宅配買取でキャンセルした場合、品物の返送料は自己負担となるケースが多いため、事前に確認しておきましょう。
自分の希望と照らし合わせ、十分に納得したうえで契約に進むことが大切です。
【STEP4】その場で現金または振込で代金を受け取る
買取契約が成立したら、最終ステップとして売却代金を受け取ります。
買取方法によって受け取り方が異なり、店頭買取の場合は、契約手続きと本人確認書類の確認が終われば、その場で現金で支払われるのが一般的です。
一方、宅配買取や出張買取の場合は、後日、指定した銀行口座に代金が振り込まれます。多くの場合、契約成立から1〜3営業日以内に入金されます。入金が確認できたら、すべての買取手続きは完了です。
出張買取の場合は、即日現金払いしてくれる業者もあります。
カメラ・レンズの買取でよくある質問
ここでは、カメラの買取を検討している人が抱きがちな、よくある質問とその答えをまとめました。
「こんな状態のカメラでも売れるのだろうか?」といった製品に関する疑問から、手続き上の注意点まで、事前に知っておくと安心な情報を解説します。
もし、ここに記載されていないことで不安な点や確認したいことがあれば、買取業者に直接問い合わせてみましょう。
多くの業者は電話やメールで気軽に相談に応じてくれるため、遠慮なく質問してみましょう。
故障したカメラや古いモデルのカメラでも買取できる?
電源が入らない、レンズにカビが生えているなど、故障しているカメラや壊れたカメラでも、買取を諦める必要はありません。
業者によっては、修理して再販売するためのノウハウを持っていたり、修理用の部品取りとして価値を見出したりすることがあるからです。
特に、ライカのような高級ブランドのカメラや、希少なフィルムカメラは、故障していても高値で買い取られる可能性があります。また、メーカー名が不明なほど古いモデルのカメラでも、アンティーク品としての価値がつくことも。
自己判断で処分してしまう前に、まずは一度査定に出して相談してみることをおすすめします。
付属品がなくてもカメラ本体だけで売却できる?
カメラ購入時の箱や取扱説明書、充電器といった付属品がすべて揃っていなくても、カメラ本体だけで売却することは可能です。
付属品が完備している状態と比べると査定額は下がってしまいますが、買取自体を断られることはほとんどありません。
特に、人気のデジタル一眼レフカメラやミラーレス一眼カメラの本体は、それだけでも中古市場で需要があるため、問題なく買い取ってもらえます。
ただし、カメラの動作確認に必須となる専用のバッテリーや充電器がない場合は、査定額が大幅に下がってしまう可能性があるので注意が必要です。
まずは今ある状態で査定を依頼してみましょう。
カメラを売るならいつがいい?
カメラの買取価格は、売る時期によっても変動することがあります。
高価買取を狙うなら、カメラの需要が高まる時期を狙うのがおすすめです。
たとえば、入学式や卒業式などのイベントが集中する3月〜4月にかけては、カメラを新たに購入する人が増えるため、買取需要も高まります。
同様に、夏休みの旅行シーズン前や、ボーナスが支給される年末年始もカメラが売れやすい時期です。
こうしたタイミングでは、買取業者も在庫を確保するために買取を強化する傾向があり、通常よりも高い買取価格が期待できる可能性があります。
カメラの買取査定に本人確認書類は必要?
カメラの買取サービスを利用する際には、必ず本人確認書類の提示が必要です。
これは「古物営業法」という法律によって定められている義務であり、盗品の売買を防ぐ目的があるからです。そのため、どの買取業者を利用する場合でも、本人確認は必須の手続きとなります。
氏名や現住所、生年月日が確認できる、以下のような公的な身分証明書を用意しておきましょう。
・運転免許証
・マイナンバーカード
・パスポート
・健康保険証
宅配買取の場合は、これらの書類のコピーを品物と一緒に送るか、Web上で画像をアップロードして提出します。
宅配買取に『運送保険』は必要?
宅配買取を利用して高価なカメラを送る際、配送中の事故が心配になるかもしれません。
多くの優良な買取業者では、無料で提供される宅配キットに含まれる着払い伝票に、あらかじめ30万円程度の運送保険が付帯されています。そのため、ほとんどの場合は追加で保険をかける必要はありません。
業者によっては数千万円まで対応できる保証に加入しているケースも。
ただし、30万円を超える非常に高価な機材を送る場合や、補償額に不安がある場合は、事前に業者に補償の上限額を確認しましょう。
必要であれば、自分で追加の保険をかけられますが、まずは業者が提供する保険内容を確認することが先決です。
まとめ
今回は、カメラの買取で査定額を上げるための対策や、信頼できる業者の選び方について解説しました。
大切なカメラを納得のいく価格で売却するためには、事前の準備と比較が非常に重要です。
少しでも高くカメラを買取してもらうには、以下の5つの対策を講じましょう。
・①購入時の付属品はすべて揃えて査定に出す
・②本体やレンズの汚れ・ホコリを綺麗に清掃する
・③不要になった三脚やバッテリーもまとめて売却する
・④複数の買取業者に見積もりを依頼して比較する
・⑤できるだけ早く売ることが高価買取につながる
ただし、カメラを買取してもらうときは、カメラからメモリーカードを抜いたり、本体内蔵データを削除したりといった個人情報の消し忘れにご注意ください。
実際に、カメラの買取を業者に依頼する際は、後悔しないためにも以下のポイントに気をつけましょう。
・①カメラの専門知識が豊富な査定員が在籍しているか
・②査定料や送料などの手数料が無料か確認する
・③売りたいカメラの買取実績が豊富にあるか
・④口コミや評判をチェックして信頼できる業者か見極める
・⑤査定額の根拠をきちんと説明できるか
これらのポイントを押さえることで、お持ちのデジタル一眼レフカメラはもちろん、古い二眼レフカメラや中判カメラ、手軽なインスタントカメラやアクションカメラまで、その価値を正しく評価してもらえるでしょう。
業者によっては買取価格がアップするキャンペーンを実施していることもあるため、公式サイトの情報もこまめにチェックしてみましょう。
まずは、いくつかの業者に無料査定を申し込むことから始めてみてはいかがでしょうか。